
ボトックスはアメリカなどで長く使用されてきたため、安全性に関してはある程度信用性を確立しています。ただ、注意しておくべきことがないわけではありません。治療前に注意しておくべきこととしては全身性の筋肉の病気にかかっていないかということです。筋萎縮性側索硬化症や重症筋無力症などになっていると、ボトックス効果が現れすぎてしまう恐れがあります。ボトックス効果とはアセチルコリンの量を減らすものであり、通常の状態であれば問題はありません。しかし、筋肉の病気にかかっている場合は筋肉が弱っているところにアセチルコリンがさらに足りなくなることになるため注意が必要です。その場合は必ず医師に相談しておくことをお勧めします。治療後は通常通り洗顔をすることが出来ます。ただ、注射部位を揉んだり強くこすったりはしないようにしましょう。ボトックスは施術を受けてそれで完了というわけではなく、約2週間後に治療効果のチェックを受ける必要があります。ただし、2週間経つまでであっても異変があった場合はすぐに医師に連絡することが重要となります。メイクに関しては施術後であっても問題なく行うことができます。頭痛や炎症などが副作用として認識されています。ボトックスは筋肉を弱める効果を利用して治療を行う治療法です。人間の筋肉は身体中の様々なところにありますが、たまに必要でない形に発達してしまうこともあるのが厄介なところです。それがシワや過剰なエラへと繋がっています。そこでボトックスを注射によって注入し、筋肉の過剰な発達を食い止める施術が行われています。シワ取り、小顔、汗止めなどがボトックス効果として知られています。汗止めに効果があるのはボトックスを注射することで汗腺の働きを弱めることができるからです。その他にも様々な効果が期待されており、各クリニックではそれぞれ特徴を明白にした施術を実施しています。クリニックごとにボトックス効果の違いもありますが、副作用の違いもあるのでクリニック選びの際にはその点に注意しておく必要があります。ボトックスには一定の副作用があると認められています。しかし、その副作用は施術方法やボトックスの量などによって変わります。炎症が起こりにくい施術や内出血が発生しにくい施術もあるのでそれらを希望する場合は探してみることをお勧めします。使用する注射針の太さによって痛みも変わります。基本的には針が細いほど痛みを感じにくいとされているので気になる方はチェックしてみましょう。